神経は中枢神経と末梢神経から構成されています。中枢神経は脊髄と脳のことです。末梢神経は脊髄から全身に伸びた神経です。
中枢神経は末梢神経より受け取った信号を処理して末梢神経に信号を送り返します。自律神経は末梢神経の3種類の中のひとつです。
その自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経と副交感神経は相反する反応をし、臓器や組織の多くは交感神経と副交感神経の二重支配によって調整が行われています。
例えば瞳孔の拡大はストレスを感じた時や暗い部屋に入ったとき目が覚めた時に起こり一方明るい光や近くの物を見るときには瞳孔が縮小します。
交感神経が優位の状態になると
* 血管を収縮し血圧を上げます。
* 心拍を上昇し、心臓の働きを活発にします。
* 胃腸の働きが抑制されます。
* 唾液の量は少なく、濃くなる。
* 気管支が拡張します。
* 排泄が抑制されます。
* 瞳孔が広がります。
副交感神経が優位の状態になると
* 血管が拡張され、血圧が下がります。
* 心拍が低下し、心臓の働きが抑制されます。
* 胃腸の働きが活発になります。
* 唾液の量が増え、薄くなります。
* 気管支が収縮します。
* 排泄が促されます。
* 瞳孔が縮小します。
「交感神経」は、起床とともに活発に働きだして日中私たちの活動とともにピークとなります。そして夜へなるに従って、その働きも緩やかになって行きます。
「副交感神経」は、起床時から日中は抑制されていて、夕方になると次第に活発となります。夜から深夜の睡眠時にピークとなります。
つまり活発に活動しているときは「交感神経」が優位となり、休んでいるときには「副交感神経」が優位と働きます。この「交感神経」と「副交感神経」は、人の活動パターンでおよそ12時間周期で繰り返されているといわれています。
それが、ハードワークになったり、ストレスを感じたり、夜更かしをすると、自律神経は途端にバランスを崩してしまい症状が全面に現れてきます。


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うつと自律神経失調症