この女性は体が斜めに傾いていました。鍼に通っていたそうですが、一向に改善せずに当院に来店して頂きました。
まず、ひざの痛みが少しあるようでした。一年ほど前から少し体重が増加し、膝に負担がかかって痛みが出たのでしょう。いずれにせよ、膝の痛みはそれほどでもないために、膝もふくめて特に大殿筋(お尻)のあたりの硬直が予測されます。
坐骨神経痛に加え体が斜めに傾いて歩行困難となっている場合にはお尻の奥深い部分に酷い硬直があります。その部分を刺激しますと、そのクライアントさんはなんどもなんども「あー効いてる、効いてる」と実況放送してくれます。
このような方は非常に解りやすく刺激が体の芯まで届き良くなっているのがこちらへも伝わってきます。膝、お尻、腰までを主に中心にした施術を3回ほど繰り返し、4回目に来店された時に近所の奥さんから「ずいぶんよさそうだけど奥さんどうしたの」と他人から気づかれるようになっていました。
このかたの場合は施術のポイントがはずれれば全く効果はありません。鍼で気血の流れを良くしても効果はなく、原因が深い所にある凝りなのでその部分を物理的に刺激をあたえるしかありません。
又ポイントがわかっても浅い筋肉の表面をいくら刺激しても改善はありません。その方は、しばらくして草取りをしすぎて腰が痛いとか膝が痛いとかで何度か来店されました。その後だんなさんが五十肩になったという事で紹介を頂きました。
この方の体が傾斜し歩行困難になったのはお尻の奥深い部分(左側)が硬くなり収縮したために左側に体が引っ張られたのです。そこで硬直を解放することで体はまっすぐにもどります。
このような状態になるまでには何年とは断言できませんが、相当な年月がかかります。しかし、適度に刺激を筋肉に与えれば酷くなった状態でも正常な状態に戻す事が可能です。
凝りが酷くなると骨と同じ位の硬さになります。しかしこのような状態になっても正常な筋肉の状態に戻す事ができます。私たちが出来ることは自然治癒力が正常に働くように障害を取りのぞく事ともいえます。

京王井の頭線富士見ヶ丘駅前
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