筋肉が同じ力で緊張し続けるような状況、例えばショルダーバッグを肩にかけバッグがずり落ちないように肩に少し力をいれ上に持ち上げた状態を長時間持続させると筋肉は硬直してゆきます。
長時間筋肉が一定の緊張状態を保ったままだと筋肉が収縮しない為に疲労物質を溜めこんでしまいます。
また、精神的に緊張するとで身体にも微弱な力が入ります。さらに身体が緊張すると呼吸も浅くなります。人は呼吸を浅くすることで不快な感情や恐怖心を感じなくするように出来ています。
幸福感を感じる時には、その幸福感をより深く感じるように人は胸いっぱいに酸素を取り込み深く感じようとします。不快感→身体を硬直させる→呼吸を浅くするという一連の流れを無意識にしています。
例えば職場に嫌いな人がいてその人が隣の席であるとか、非常に厳しい上司がすぐそばにいる場合は出来るだけ不快感を感じたくない為に身体を硬直させ呼吸を浅くしているのです。
この状態が長期間に及ぶことで胸筋が硬直し息を吸っても胸郭が広がらないため肺胞も膨らみにくく普段の呼吸が苦しいと感じるようになる方もいらっしゃいます。肺活量も落ちて浅くゆったりした呼吸ができません。
このような方が呼吸をいっぱいすると普段胸郭が広がっていないため硬直した胸筋が引っ張られ胸に痛みを感じる場合もあります。呼吸は通常の場合は無意識に行われるものですがこのような状態になると呼吸を意識するようになり意識すること自体が苦しく感じます。
逆に好感を感じている人のそばでは身体がリラックスして呼吸が深くなっているはずです。また、パソコン作業などの集中しているとついつい首筋に力が入っていたり、歯をかみしめていたり、あるいは舌やのどに力が入っています。
筋肉が硬くなり凝りを形成するのは重労働をするからだと思い込んでいるクライアントさんが多くいらっしゃいますが、それだけではなく精神活動と深く凝りは結びついているのです。
首の全面の喉の周辺が硬直している場合は言いたい事があっても言えない場合などが原因で硬直している場合もあります。
筋肉の硬直で骨格は歪みます(骨格の位置が元にあった位置からずれる事)その歪みが原因でさらに筋肉は硬直してゆきます。
骨格は筋肉に包まれて本来重力に対してバランスが取れている構造になっていますが何らかの原因で筋肉が硬直して仮に右側の臀部が異常に硬直してくるとその付近の骨格が引っ張られてもとにあった骨格の位置からずれてしまいます。
そのような場合には他の筋肉の部分に無意識に力が入り全体としてのバランスと取ろうとします。その無意識に力が入っている部分が硬直して凝りとなってゆきます。
パソコン作業などを長時間にわたり前傾姿勢で行った場合には身体が前に倒れようとするのを防ぐために背中、腰の筋肉に持続的な緊張が起こり硬直する原因になります。

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